<お客さまの声>
・いろんな材料が炭になり、味わいが出て素晴らしい作品ができました。
・短時間にできる花炭があることにびっくりしました。
・炭が体に良いことや環境とも深く関わっていることがわかり勉強になりました。
・気分もノビノビでした。
・サンマの炭火焼定食をおいしくおただきました。
写真は、ご家族で炭焼き体験を楽しまれた岡田さん一家。夏休みは、百花ちゃんをはじめ、子供の自由研究に「炭焼き」を選んで来てくれた方がたくさんありました。百花ちゃんの自由研究はこちら。
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炭には、科学的に確かめられた「吸着効果」「遠赤外線効果」「ミネラル供給効果」があります。竹炭を微細なパウダーにすることでそれらの効果を生かした製品が生まれました。
竹炭パウダーを使ったパンやパスタ、餃子、炭酒(焼酎のお湯割りにパウダーを混ぜたもの)、和風デザート(ティラミスに生クリームとチェリーを添え、パウダーをサッとかけたもの)…。
炭の吸着効果は試され済み。その炭をお腹に入れると、炭が毒素や余分な栄養部を吸着して排泄します。その昔、忍者が毒をもられた時、炭をかじって毒消しをしました。竹炭パウダー30g・1,080円。
竹炭を焼く時に出る煙を冷やしたものが竹酢液です。一般的には木酢液を呼ばれていますが、なぜか竹を焼く時だけ「竹」がついて竹酢液(ちくさくえき)と呼ばれています。
たけさとでは、専用の蒸留装置で丁寧に蒸留し、飲んでも大丈夫な程に精製。うがいをはじめ、火傷や水虫などの皮膚の疾患に使われています。精製水で希釈してラベンダーのアロマオイルを加えた竹酢水「炭雫(すみな)」も販売しています。
写真左:竹酢液の原液 写真右:蒸留した竹酢液
炭焼きを始めようと思った頃、大網に住む北田武次郎さんが、「炭を焼くならこんな方法もあるよ」と教えてくれたのがこの窯です。鉄のドームを大谷石で囲い、下から火を燃やす乾留式(蒸焼き)の窯でした。北田さんは第二次大戦末期、この窯で「松根油(しょうこんゆ)」を採取していました。
木酢液研究家の三枝敏郎先生は、やはり大網出身。当時の事が著書に記され、この地が木酢液研究の一つの出発点であったことがわかりました。
この窯は炭をつくるというより、木酢液採取が目的のため、煙を冷やす水槽がついています。通常、木酢液は炭材の8分の1程度しか採れませんが、この窯は2分の1の採取が可能です。
しかしながら、通常の木酢液よりタールが多く安定していないため、蒸留しなけれ使えないものでした。そこでダムをつくるエンバイロシステックという会社(今はありません)に発注したのが写真左の蒸留装置でした。
写真左は採取されたばかりの竹酢液(原液)。右は蒸留後の竹酢液。タールゼロ、ホルムアルデヒドゼロの良品です。
なお、木酢液と竹酢液の違いですが、通常は「木酢液(モクサクエキ)」と呼ばれ、竹を炭に焼いた場合にだけ「竹酢液(チクサクエキ)」と呼ばれます。成分はほとんど変わりありませんが、「竹酢液」の方が幾分、殺菌力が強いようです。